くまその筋トレ徒然草

私くまその筋トレの様子や、何かのコンテスト出場を目指したり、筋トレと関係ないことを書いたり、いやらしいことを考えたりするブログです。

11/30内容 背中+前腕+有酸素

11/30内容
背中
マシンチンニング・ラットプルダウン・Tバーロー・DYロー・マシンロー・バックエクステンション
前腕
バーベルリストカール&リバース・ダンベルスピナー
有酸素
エアロバイク30分


平日夜にトレーニング。
私の隣の課に課長がいるんですが、とにかく事務の女性から評判が悪い。まあ、評判が悪いというのは流石に言い過ぎかも知れないので、ちょっとオブラートに包んで課長と彼女達の関係を表現すると「最悪」で有り、業務中、事務の女性達は普通に課長に向かって「内臓を引きずり出すぞ!」みたいな事を言っているのです。
しかし課長はそんな激しい言葉はどこ吹く風。めったやたらと扇情的な英語を使いまくり、怪しげな海外取引を決めまくっては事務女性から「臓物をかき混ぜるぞ!」と罵声を浴びせられているのです。

さっきから滅多やたらと課長の内臓を狙うホルモンwomenに問題があるのでは?と感じる人もいるかも知れませんが、私が話をする限り、非常に優しく、一般常識 のある女性達です。それを猟奇的なホルモン殺人に駆り立てる迄彼女達を激昂させるのは、これは矢張り課長のせいとしかいい様がありません。

女性達が何を怒っているかと言うと、課長が商売を決めたら後は放ったらかしにする為です。
彼女達はデリバリーや書類作成をしなければならないのですが、課長は商売を決めたらスグにその案件を放置し、扇情的な英語ばかりを喋り次なる商売を決めようとしてしまうのだそうです。

そんなイカれた課長さんと本日話す機会が有り、良い機会だから聞いてみようと「◯◯課長は何で女性から殺されそうになっても生きてるんですか?」みたいな事を聞きました。

すると彼は唐突に、「俺が将来何になろうとしているか、お前は知っているか?」と扇情的な顔で言うではないですか。
私が、てめえなんか犯罪者にならない、くらいしか目標に出来ねえだろ、知らねえよ、みたいな顔をしていると、課長は眉間に皺を寄せ。


マタギや」

と一言。

 マタギというのは、クマなどの大型獣を捕獲する技術と組織をもち、狩猟を生業としてきた人をいう。中でも秋田県の仙北や阿仁地方には、マタギの村が多かった。彼らは、クマ狩りなどの集団猟を得意とし、晩秋から早春にかけて山に入り、拠点となる場所に設けた簡単な狩り小屋に泊まり込んで、クマ、カモシカなどの大型獣を捕った。かつては、旅マタギとして他国、他領の山に行くことも多かった。旅先で養子などに入り、その土地にマタギの技術を伝えたという例も少なくない。「峻拒な大自然--ここに妥協を許さぬ男の群れがいる。厳粛な戒律と大自然の掟に生きる

以下サイトより抜粋

隣の課長はマタギ志望、と言うタイトルでクソみたいなネット漫画が書けないか?と一瞬思いましたが、何はともあれ、イカれた課長はマタギ志望だったのです。

絶句する私を無視し、課長は人間は自然と生きるべきで有り、自分は今の生活に違和感を感じている。食べものも生活様式も全て違和感だらけ。
山に住み、獲物を追うマタギになりたいのだ、と、とうとうと語り始めたではないですか。

かろうじて正気を保った私は、震える声で「それと商売わ決めて放置する事は何の関係が、、、」と話をやっと仕事に戻したのですが、課長の口からは

マタギはハンターだ。ズドンっと銃を撃ったら、後は家に帰って台所に座り料理が来るのを待つだけ。どんな獲物を撃ったとか、どこに獲物が落ちたとかは関係無い。俺は兎に角ズドンっと撃つのが仕事なんだよ」

と、常人の理解を超えた発言をし、どこかに行ってじまいました、


こりゃあダメだ。課長はサラリーマンだと思ってたら、マタギだもの。普通の論理は通用しない、と私は匙を投げましたが、同時にマタギ志望が課長にまでなるってどんな会社なんだよ、と絶望を感じました。

ただこの課長、部下の面倒見はよく、結構面白いので私は好きだったりします。ただ、いきなりマタギになりたいと言われた時は、ただただビックリしました。

マタギと言えば昔学生の頃に読んだ、邂逅の森、という本がマタギをテーマにした小説でした。
人間と自然と性の匂いが絡み合う、とても濃厚な本なので、興味がある人は是非。


邂逅(かいこう)の森

邂逅(かいこう)の森


ではでは。ベロベロばあ、