くまその筋トレ徒然草

私くまその筋トレの様子や、何かのコンテスト出場を目指したり、筋トレと関係ないことを書いたり、いやらしいことを考えたりするブログです。

徒然草「ベンチ何キロ?」

エイオス。くまそです。

皆さんはベンチプレスというトレーニングを知っているでしょうか?筋トレをしない方でも一度は聞いてみた事があるのではないでしょうか。
ベンチ台に寝転んで両手でバーベルをラックから外し、胸までバーベルを下げてまた上に上げる、という単純なトレーニングなのですが、ベンチプレスは宗教と言っていい程熱狂的な人気があります。

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というか、ベンチプレスだけを競う競技なんかもあって、そういう人達をベンチプレッサーと言ったりします。本来非常に単純な動きなのですが、様々な理論を駆使し、少しでも挙重重量を上げていくという、凄まじくマイナー且つマニアックな競技で、私は失礼ながら相当な変態でなければやらないのではと思ってしまいます。

ベンチプレスは主に胸の中部、三頭筋、肩の前部を鍛える事が出来る、2つ以上の関節を使って行うコンパウンド種目(多関節種目)というものに分類されます。2つ以上の関節を使う事は、イコール2つ以上の筋肉を同時に鍛える事が出来、連動する筋肉が多いとそれだけ重量が上がります。重量と筋量は比例関係にある為、余り何も考えず重量を伸ばす事のみに集中すればよく、私の様な初心者にはうってつけの種目になります。

因みに1つの関節のみを使う種目、例えば肘のみを使うダンベルアームカールなんかをアイソレーション種目(単関節種目)と言います。
此方も勿論重量が大切なのですが、ちゃんと目的の筋肉のみを動かさ無いと意味が無いので、ただ重いものを持てば良いという訳ではありません。ここら辺にコンパウンド種目とアイソレーション種目の違いがある様に私は思います。

さて、そんなベンチプレスなのですが、「趣味は筋トレです」というと、結構な頻度で「ベンチプレス何キロ?」と聞かれます。これは筋トレしている人からも、筋トレしていない人からも聞かれる印象です。
私は手足が長く顔もかなりイケメンであると言う、重量を挙げる体と顔面をしていないというのもありますが、単純に元々力が余り強く無く、体重に比べて重さを扱えません。

特にベンチプレスは弱く、筋トレを始めて1年半くらい経ちますがMaxで90キロくらい。始めてやった時なんかは40キロも上がりませんでした。
イケメンは時としてデメリットとして働く事もあるのかと、イケメンな顔で驚愕したのを覚えています。

なので、「ベンチプレス何キロ?」と聞かれた時は「90kgくらいっす」と正直に答えるのですが、大体の場合は大した事ねえなあ!みたいな顔をされて、質問をして来た奴はどっかに消えていきます。
この間はアメフト部だかフェラチオ部だか知りませんが、大学時代体育会のマネージャーをしていたというビッチが、私がジムに行っているというと案の定「ベンチ何キロですか?」と聞いてきました。

「180kgです!ジムではプレート泥棒と言われてます!」と嘘8万を言っても良かったのですが、イケメン且つ正直者の私は「90kgですね」と、ついでに見ての通り顔はイケメンだしチンコもデカイよ?と言ってやりたかったのですが、イケメン以外は嘘になるので、正直者の私は重量を伝えるに止まりました。
すると聞いてもないのにそのビッチは大学時代の先輩は200kgを挙げていたみたいな事を言い始め、私は薄ら笑いを浮かべながら、凄いねえ、いやあ羨ましいと、クソみたいな話を聞くしかありませんでした。

どういう教育を受けてきたのか知りませんが、筋トレをしているとベンチ100kgは挙げられるもの、という考えを持っている人がいます。
なので上記の様な事になると思うのですが、ベンチプレス100kgというのは結構難易度が高く、すぐに達成出来るものでは無い気がします。

ジムに行っていると言っても、その中でダンベルやバーベルを扱っている人というのは少数で、そもそもキチンとしたベンチプレスをした事が無い、という人が多い。なので100kgというのがどれだけの重量なのかが分からない事にも上記の原因は有ると思います。
しかし、世の中には100kgなんか直ぐに挙げて、120kgとか150kgとかを短期間でポンポン挙げてしまう人もいるのも事実で、そう言う人は素直に羨ましい。

兎に角ベンチ100kgは私にとってはそんなに低いハードルではないのです。

ただ、正直に言うと「ベンチ何キロ?」に対して、「顔は見ての通りイケメンですが、ベンチプレスは100kgです!」と答えてみたい。そして「凄いですね!イケメンなのに!」と言われてみたい。
長々と書いてきましたが詰まる所はここで、ある意味私自身が一番ベンチの重量に拘ってしまっているのかもしれません。

そんな色々な感情が詰まったベンチプレス。個人的には一番胸に効く種目なので、これからも頑張って重量更新を目指します。

尚、重量と筋量は比例関係にありますが、顔面偏差値と重量の反比例関係は私の持論です。
酔っ払ってよくそこら辺のビルの隅に突き刺さっている事が多い私の事を信用する人以外は、信じない様にして下さい。

ではでは。ベロベロばあ。